スクーターレース解説

近年ではスクーターレースも4サイクル化の移行も進んでいます
ですが2サイクルもまだまだ根強い人気でどのクラスも魅力あるクラスになっています
クラスによっては2サイクルと4サイクルの混走クラスもあります
手軽な改造範囲の狭いクラスからマニアックなフル改造クラスまで様々あります

クラスは大まかに3系統

ミニバイクレースの主流であるNSR50同様に3種類の構成がある

主に準改造までのストッククラス(エンジンノーマル)が開催場所が多く

オープンクラス(エンジン改造)は一部でシリーズ戦もあります

レースでも練習でもライダースキルを磨くのにはストッククラスがお勧めです

オープンクラスは近年は練習回数が多く取れない方に人気があります

ノーマルマフラークラス

SN50 FN FN4など

変更箇所が少なく始め易い

エンジン・マフラーなどの殆どがノーマル
ウエイトローラーや燃調部品などの調整部品のみ変更可能
タイヤやリアサスペンションやブレーキパッドは自由

準改造クラス

FP FP4-50 FP4-STなど

ノーマルクラスに比べワンランク上の走りが出来る

チャンバーやマフラー変更が許される
エンジンはノーマル
プーリーなどの駆動部品の変更範囲はクラスによる
タイヤやリアサスペンションやブレーキパッドは自由

オープンクラス

FS  OPEN  S-1GPなど

排気量制限はあるが基本的には改造自由

ハイパワーで作り込む楽しみが大きい

ノーマルマフラークラス

FNクラス

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スクーターレースの基礎的な伝統のクラス

2サイクル50ccが中心で主にジョグとDIOが多い

ノーマルクラスでありながら流用純正部品を組み合わせるマニアックな要素も人気の秘密

生産終了部品もあり入手困難な部品もあるが根強い人気がある

沖縄では廃盤部品を考慮して自由度を広げたS-Nクラスという沖縄流FNクラスも存在し賑わっている

SN50クラス

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4st50など呼称が多い為ノーマルクラスを解説

4サイクル50ccのノーマルクラス

レッツ4やジョグやディオなど様々な車種が参加している賑やかなクラス

車体価格も安く改造範囲も狭い事で手軽さで近年物凄い勢いで増殖したクラス

他クラスのサブとして楽しむ方も多い

FN4クラス

4サイクル125ccまでのノーマルクラス

125ccと排気量もありパワフルでありながらも手軽なクラス

コストパフォーマンスは実は一番高いのがFN4

ローコスト参加を目的とした競技規則の場合が多い

準改造クラス

FPクラス

2サイクル50cc準改造クラス

チャンバー変更で前後の足回りの自由度も高い

駆動系も自由でストッククラスの中でも作り込む楽しみが高い

近年は125cc4サイクルのFN4クラスと混走になる事が多い

FP4-50

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4サイクル50ccの準改造クラス

速度域の低さから今までは考えられなかった要素が発見出来て

現在のスクーターレース界では一番参加者が多く層も厚い

FP4-ST

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4サイクル125ccの準改造クラス

未だにモデルチェンジも続き新型車両で楽しめる

NSR50と同じ12インチタイヤで安定と迫力のある走りが手軽に体験出来る

改造クラス

FSクラス(2サイクルOPEN)

排気量は140cc未満であること

車体・フレームも自由

OPENクラス(4サイクル)

排気量は182cc未満であること

ノーマルフレーム・フォルムをベースとする

S-1GP

S-1GP公式サイトへ

排気量125cc未満のエンジンをベースとし

2サイクルは200cc未満

4サイクルは240cc未満

安全性を考慮出来た車体であれば自由