みんなグリスってどうやって塗ってます?
指で直接塗る人も居れば何かで塗る人など様々です
どれが正解という訳でも無いと思います→目的は塗るですので
でも意外と面白いものでみんな色々な感じで塗ってました
ドライバーで塗るとかハケで塗るなんて人も
そして私の方法もまた変わっているのか?色々な人の作業は面白いモノです
スクーターのメンテで特に触る事の多い駆動系でグリスと言えばトルクカム安心と信頼の純正品 ヤマハのトルクカム指定グリス【ヤマハ Eグリス】
ヤマハの純正グリスには種類があってこのEグリスはウレアグリス
そんなに値段も高くもないですが・・・量が少ないので
こっちのジャバラのグリスを買う人が結構多いのですが
このタイプでも全然問題は無いのですが・・・重要なのはそうではなくで
上がウレアグリス(Eグリス)
下がリチウムグリス
結構リチウムグリスをトルクカムに入れている人を多く見かけます(笑)
リチウムグリスの使用可能温度は130度です
それに比べてウレアグリスの場合は180度です
もし間違えていたらジャバラの安いヤツで良いのでウレアグリスに買い替えましょう!
トルクカムのグリスで駆動系が変化します!
グリスの硬さで動きの重さが変化するという事は・・・
センタースプリングの硬さが変わったのと同じ様な効果が起きます
分かり易く言うと変速のタイミング(早さ)が変わります
動きが硬いと変速が遅れてギア比が高速域に達するのが遅くなり、柔らかいと変速が進みやすく早めにギア比が上がります
あの人と同じつもりなんだけどな~と思っても意外とトルクカムのグリスでちょっとした差が起き得る事もあります
また同様にトルクカムの動きが変わると→整備をしたorグリスを変えたなど
ウエイトローラーの重さを再度確認する必要性が出てきます
そうそう話は戻ってグリスの塗り方の話
私はグリスはケースに入れ替える派です(笑)
なんでかというと・・・
私の場合はコーキングのヘラで塗ってます
これは私の職業がこういう事をする仕事なので扱い易いからです(;^_^A
こういう長い感じで好きな大きさやカタチに切って使うモノが建材コーナーで売られています
興味のある人はシーリングやコーキングの売り場を見てください
これを写真の様に使い易い大きなに切って作っています
私は2層になっている上側の面がゴムになってるタイプが使い易いと思ってます
上側のゴムには硬さがあってグリスをかき取る時の具合が変わります
どちらかというと柔らかい方が使い易いかと思います
なんでケースに入れ直すかというと・・・
チューブのままだと余ったら戻せないからです(笑)
余った分をウエスで拭き取ったりとかグリスは余計に減るしウエスも無駄に使いますし
・・・とケチくさい話になりますけど(笑)
実際にはグリスをもって綺麗にカタチに沿わせてヘラを使う時にヘラにグリスが無い方が使い易いんです
試しにトルクカムにグリスを塗ってみます何にもついていない竹のヘラが意外と使い勝手良いのでオススメです
何も付けていない竹のヘラでくるりと内側の太い凹の溝にくるりと塗ります
この竹のヘラが使い易くて綺麗に溝にグリスを塗れるんですよ
そうすると斜めの溝からグリスが出てきます
はみ出たのをゴムベラでかき取ります
こんな感じでトルクカムにグリスを綺麗に無駄なく入れられます
ベアリングにグリスを詰めるのも楽ちんです
同様にステムのベアリングもケーキに生クリームを塗る感じでクルリーンと綺麗に塗れます
プーリーのローラーガイドも楽です
分かり易くするのに多めにヘラに付けてますが・・・
実際にはこれの1/3以下でも良いくらいです
ヘラとプーリーガイドが潤滑を感じる最低限の感じでOKです
後で拭き取らないで良いレベルと考えたら一度やれば量の感覚が分かると思います
綿棒で塗るより私は使い易いと思ってます
何より拭き取らなくて良い加減が分かっためちゃくちゃ楽です
駆動系の特にプーリーのフェイス面やベルトなどに油分が付くのは嫌ですから
最後の最後まで直接的にグリスを手で触らずに済むので私はこの方法でやってます
その箇所で使い易いヘラを作っていくとグリスアップは楽チンですよ