4st50スクーターレースの本当のお話しましょう
全国的にもスクータークラスならば最大の人口になりつつある4st50スクータークラス
エキスパートライダーも含めてベテランライダーの大半は4st50クラスへスイッチしている
どうしてこんなに魅力があるのか?それを今回お話します♪
4st50スクータークラスは初心者向けレースでは無い!
このクラスはスピードレンジが低い為に勘違いされがちだが・・・
初心者向けではなく物凄くマニアックなベテラン程にハマる強烈な変態クラスです
遅いマシンを速く走らせる為にセオリーすら無視をする場合もある
今までの常識すら壊れる事もある考え方まで存在しており柔軟な発想を求められる
速く走らせる為の思考が無ければ超えられない壁が物凄く何重にも続きます
その為にこのクソ遅いスクーターというお題がベテランな程にご馳走でもある
これがベテランやエキスパートに好まれる変態的な要素である
ノーマルクラスが実は一番ヤバい世界観
改造スクーターは豪華パーツが付いていて物凄く高価に感じるが・・・
ベテラン程に知っているノーマルクラスのクソ金の掛かる世界観
加工が出来ないという事は【終りの無い宝探しゲーム】
コースに出て体験するまでは安いが競争するとクソ金が掛かるのがノーマルクラス
金が掛かるというのは本当なのだが、それでもミニバイクレースの中では最安値である
このミニバイクレースの中ではという一言があるか無いかで意味が大きく違う事を忘れてはなりません
そもそもミニバイクレースという遊びは決して安く遊べるモノではありません
この4st50スクーターレースを何かの趣味と比べるのであれば・・・
一般的な軽めのゴルフと同じくらいのコストであり、一般的な社会人なら出来なくも無いレベルの趣味かと思います
この一般的なゴルフの感覚が高価と思えばミニバイクレースを始めるには少々厳しい台所事情なのでは無いかと思います
速くなりたい気持ちが無ければ安い遊びのままなんですけどね(笑)
大体の人は速くなりたいとは思いますんで・・・
乗り手もそうだが作り手も強烈なメンツが集まってきた
今から20年程前に物凄いブームになったss1/32mileというスクータードラッグレースの存在
それも数年間にほぼ終了してしまい、その時のライダーが今回の4st50スクーターレースに関りが出てきた
このss1/32mileのライダーは更に昔にあった改造スクータークラスのFSクラスの経験もあるライダーも多く
一般的なレースショップすら追従出来ない場合も多々ある生粋のスクーターチューニングの猛者達だ
車両作りのディープさは昨年のFP4-50クラスが良い例で・・・
ss1/32mileのSAクラスの歴代2位と3位が組んだエンジンが物凄い速いと話題にもなった
時を超えて再び二人のスクーターチューナーが合い交える事が始まりました
ショップが作るマフラーより彼等が作る自作マフラーの方が速いという事態まで起きてしまいました
4st50スクーターレースは車両製作の方でも物凄く盛り上がっています
速いライダー程に面白いレースに敏感である
スクーターライダーだけではなくミッション車乗りも4st50スクーターに参加し始めてきた
12インチの超有名なレジェンドライダーすら圧倒されたスクーターレースの世界観
物凄いヤバいスクーター職人のライディングを見てまだまだ凄い世界があると再認識する事も
また誤魔化しの効かないスクーターの世界観は鼻っ柱を折られる場合もあり
余計に闘争心に火がついてしまうケースもあってメチャクチャ熱いレースが繰り広げられている
強烈な世界観だからこそ初心者に飛び込んできて欲しい最高のクラス
車体からライディングまで全てのお膳立てが整う今の4st50スクーターレース
1年間でも良いからハマって貰えれば他のバイクに乗り換えても必ずプラスになります
乗り方も車両製作も全てが身に付きます
特にミニバイクレースは大きなバイクに比べて練習量や車両製作と物凄くレベルが高いと思います
大きなバイクから乗り換えてスクーターだから手軽みたいな感覚は大きな恥をかく事の方が多いです
こんな遅いバイクでも必ず速いマシンで通用する事が多々あります
1年間ちゃんとした場所でしっかり乗ってくれれば必ずレベルアップします
是非!4st50スクーターの世界に遊びに来てください♪
そして沢山のスクーターレーサーと仲良くなってください