めちゃめちゃ楽しい自作のマフラーでレースを楽しむ
どのマフラーが速いの?普通のライダーはそう聞いてマフラーを買うと思います
でも皆が同じものを求めて行ったら9割以上が同じマフラーって・・・
じゃあみんな同じならノーマルマフラークラスでも良いじゃんって思いませんか?
同じマフラーだらけならアドバンテージが生まれません
また速いライダーのマフラーが必ずしも速い事は無くて・・・
速いライダーが速いだけであって・・・そのマフラーは速くない事も極稀にあります
そして4st50クラスなら開発期間もまだまだ短く自作派にはまだまだチャンスあります
経験が無いからこそイレギュラーなアイデアが奇跡を生むことも十分あります
そして世界に1本しか無い自分だけのアドバンテージを手に入れる事も可能です
そう思ったら自作派ならメチャクチャ楽しそうに思いませんか?
ささやんRさんの自作マフラーの初期の頃の動画です
こんな感じ~ってイメージで現物合わせで作業が進んでおります♪
曲げは初期段階から手曲げで行っていますね~カセットトーチを使ってグニャ~っと
パイプは手に入れられても曲げ部分で最初は困るんですよね~
要らないハンドルとか刻んでみたり(笑)
曲がってる丁度よいパイプが気になって仕方なくなるんですよね~
そんな感じで色々なモノを切ってみたりしてバチバチと溶接して何となく形にしていきます
こちらは丁度良さそうな部品を繋いで作られた関東のスクーターライダーの自作マフラー製作には100Vの家庭用アーク溶接機でバチバチと作られたモノです♪
本人も物凄く楽しそうで自分のイメージをカタチにしていくのは楽しいと本当に思います
シルエットもカチ上げが好きなら好きなだけ上に向けられますよ(笑)
これも自作の特権ですね!
発電機に昇圧トランスを挟んでサーキットで現地モデファイとかスゲ~なと思います
900の発電機で溶接出来るんですね(笑)ちょっとビックリしました
切断と溶接が出来れば作る事は可能です!
私はガスを使うTIG溶接機を使っていますが・・・
最近はインバーター式の半自動溶接機が手軽で人気ですね~
手棒溶接よりも薄いモノがやり易いのが半自動溶接機の特徴です
ネットでは1万5千円クラスのものもチラホラしてます
他に3000円程度で手に入るサンダーなんかの切断する工具があれば自分だけの1本が製作可能です♪
自作マフラーの最大の壁はサイレンサーの問題
1からサイレンサーを作るには部材もそうですし工作機械も上記の2点だけでは少々心持たないです
ですがサイレンサーを汎用だったり他車種用を流用したりすればOKです
上記の写真みたいに分解して中のパンチングを変更したりなど素材としてサイレンサーを探して作るのも手軽かもしれません
私は内部のパンチングをサンダーで切って丸めて仕様変更をしたりしました
この部分の径や形状などでも性能が変わるので組んだりバラしたりとかなり楽しめます♪
ジョグやビーノならエキパイの材料のサイズは数種類でOK
外径で20mm~30mmくらいの間で2~3種類あればOKです
22mm 25mm 28mmの3種類で作られてるモノも多いです
だいたい3段階で徐々に大きくなっています
サイレンサーの内径も30mm未満のモノが多いです!
正解なんて未来の結果でしかない!
来年は全然違うモノが主流になっているかもしれないレースの世界です
昨今のミニバイクレースシーンでは開発が中断になっているケースも多く
特に4サイクルならば自作で楽しみながらショップマフラー装着車両と戦うのは本当に楽しいと思います
また自作が流行ったら商売の邪魔?って事も無いと思います
じゃあもっと凄いマフラーを作らなきゃ!って感じで業界活性化にもなると思います
実際に私の場合はミニバイク用マフラーを開発販売をしているショップで部材を分けて貰ったりしています
意外と自作派の私達を優しく見守ってくれたりしてくれて溶接のアドバイスをして頂いたり
買う派と作る派のユーザーを見るショップの方々はどちらにも温かいかなと思います(#^.^#)
作る手間はありますがカタチになった時の感動があります
何となくノリでカタチにしてそれらしいモノが出来た時の達成感♪
エンジンを掛けた瞬間に耳に入る排気音にめちゃくちゃ歓喜すると思います
それがどんな音でもワクワクします
アクセルを捻ってブォ~~ンと吹け上り速いのか遅いのかサッパリ分からないので
何処で走らせなきゃ!って落ち着かなくてワクワクドキドキが止まりません!
そしてそれがイマイチでもどうすれば改善されるのかを考えて色々なモノに目を向けて考える
これは悩みじゃなくて楽しい考え事であって本当に楽しい時間だと思います
溶接機を買ったならばマフラーだけじゃなくて他に何が出来るかを考えて作ってみたりとか
1つの作業が出来る様になるだけで色々なアイデアが生まれて楽しみ方が変わると思います
色々な勘違いや思い込みを検証して自分なりの仮説を立てていく
どうでしょう?やってみたいと思いませんか?
次回は一般家庭でも使える家庭用溶接機の種類や特徴を紹介します