4st50クラスのマフラーを自作してみよう②

 溶接機を手に入れてパイプを手に入れて繋ぐ事は出来ても・・・ 

マフラーの構成は・・・

フランジ・エキパイ・サイレンサー

大まかに3つの構成で出来ています

フランジ部分を最初にどうにかしないと始まりません。。。

自作を始めるのに最初に思い付くのはノーマルマフラーの先端を流用する方法

やりました(笑)

これはSA36J(SA3#で始まるFIモデル)のエキパイを使って取り出してみました

この方法で得られた結果は知ってはいましたが・・・

パワーバンドが上に移行しませんでした

抜けや後半セクションを短くするなどを行っても根本的に上にパワーバンドが上に移行しないんです

抜けを良くする事で回さなきゃ走らないモノにはなるとは思いますが・・・

そこまでが遅いモノになります(;^_^A

ノーマル径のままだと性格が大きく変わりづらいんです

早目に太くするという方法でも良いかと思いますが大きく変化させるには直前から変えた方が変化が大きいです

 

【フランジから出てくる最初のセクションにマフラーの性格がほぼ集約されている】

 

この理屈で行くとレッツ4みたいな回転リミッターを完全に解除出来ない車種や

ディオZ4の様に早めにバルブサージングが起きて回せない車種では

高回転を使用しないのであればエキパイの最初の取り出し径は純正に近い付近で作った方が作り易いのでは無いのかな?

そんな気がします(笑)→そんな事ねぇ~よ!って思う人が居ると思いますが素人なのでスイマセーン

 

シリンダーから出てくる径と最初の曲げ部分までの距離とそこから続く曲げ部分で掛かる排気圧が性格に大きく影響している

中間以降の部分でサイレンサーも含めて全体の性格には前半セクション程の性格的な影響は少ないと思います

これが今の私が思う事です→その後に作り続けていたら違う事を言ってたらスイマセン(笑)

 

これを机上で計算して寸法を導き出している人は一体何人いるのだろうと疑問にも思ったりします

たぶん少なからず結果論以外で一般的な人では居ないと思います(笑)

何処かで何本か作った結果論から導き出した基準点があるから大まかな計算という理論があるのだろうと思います

そんな感じで経験という実践値と実験による部分で開発は進められているのではないかなって

色々なマフラーを採寸していると意外と数値が分かり易い数値(ピッタリとした数字)になってたりします

これは製造する意味での誤差を減らす為に行われているのか?それとも開発し易くする為なのか?

色々と性能以外で興味深い数字を感じるのであります(^_-)

 

 1万1000回転近く回るジョグのレース用マフラーのフランジはどうするのよ? 

ノーマルマフラーのフランジを分解してみました

外側に入る固定部品の内径は22mm

ノーマルのフランジには中にパイプが刺さっています

この部分を裏返しに利用して私はリューターでポート研磨するように内部をテーパーにしました

そして22mmパイプを裏返したフランジに溶接して金具を取り付ければ22mmから始まるフランジ部分が完成しました

 

 実は純正マフラーのエキパイは種類があります 

 

SA3#J < キャブビーノ < SA5#J 

 

一番細いのはSA3で始まるインジェクション車です

中間になるのはキャブビーノ

一番太いのは最終型のO2センサーが付いているSA5#で始まる車体です

 

これを利用するとフランジ周りのサイズ変更は流用でもOKだったりします( ´艸`)

 

今回は私は22mmのパイプで始めましたが

この22mmというパイプは一般的にはハンドル径です

自転車でもバイクでも多いサイズです♪

ねっ!ハンドルでしょ!

曲げパイプが欲しい症候群になると街の中の曲がった部分が全部素材に見えてくるんですよ(笑)

そうなったら貴方も十分な変態さんです♪

 

 先ずは1本のカタチにしてエンジン始動してどんな音がするのかを楽しみ完成させてみてください! 

 

次はサイレンサーのお話をします♪

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