ラップタイマー タイム計測器の選び方考察
そんな時に計測器を購入するのですが・・・
いろいろあるので特徴を説明しましょうってページです
今回はタイムを計測する部分だけをクローズアップしています
①ストップウォッチ
バイクに取り付けたり仲間に計測して貰ったりと意外と使い勝手の良いのが昔ながらのストップウォッチ
購入する場合はラップタイム機能が何周回という感じでラップタイムを何周も記憶出来るものが望ましいです
コース上やピットで気になるライダーのタイムを計測したりとアナログながら多機能に使えます
反面手動による計測はライディングを妨げたりもしますが押す楽しみもワクワクするというライダーも居ます
手動なので押すタイミングはバラつくので誤差は考慮して考えてください
②ラップタイマー 赤外線方式
ネットで比較的安価で購入出来る為にユーザーも多いのが赤外線タイプ
特徴としてはコースに計測用のマグネットが埋めこまれていなくても使用出来ます
その代わりに計測用の発信機を要します
【この発信機が多少注意が必要になります】
①置き忘れてしまいます(笑)
②他の人が発信機を置くと計測が上手く出来なくなる・・・設置個数分カウントしてしまう
その為にコース上に1つの発信機になるように他のライダーと交渉が必要になる
③計測器を置いてくれてライダーが居なくなると計れなくなるので設置に行く必要があります(笑)
④並走していた場合に発信信号を他のライダーに閉ざされて未計測になる場合があります
③ラップタイマー マグネット式
比較的スタンダードで使用率も高いのがマグネット式
コースのゴールラインにセンサーが地面に埋め込まれている事が計測の条件です
しかしコースにセンサーが無い場合はこのタイプは使用出来ません
必ず走行するサーキットでセンサーの有無を確認してから走行しましょう
④ラップタイマー GPS式(スマホアプリ含む)
自由にゴールラインを選択出来るのでどんなコースでも使用可能で近年スタンダードになりつつあるのがGPS式
しかし単純にGPS式だからといっても種類が多いので選択する場合には注意が必要になります
①スマホ単体でアプリを使用する場合
スマホ本体にもGPSの機能がある為、アプリを入れるだけで計測は出来ます
しかしGPSの計測精度が低いので正確に計測出来ない事を理解しましょう
精度の話は後半でお話します
②専用のGPS計測器を使用する
スマホのGPSに比べて精度が遥かに良い
モニター一体型やスマホとペアリングして使用するモノなど種類があります
モニター一体のタイプは比較的簡単に使用出来て車体に固定すれば簡単な設定でスグに使えます
ペアリングタイプは専用のアプリやスマホ向けアプリなど選択する事が可能です
しかし選ぶアプリによっては周回数を後でログを分割したり面倒な場合もあるので注意です
出来るだけ使い易いアプリが選択出来る事重要視してください
▲GPS式ならではの問題点▲
①ゴールラインが他の走行ラインが隣接していると反応してしまい1周で2回もカウントしてしまう
例で言うと関東の有名コース【サーキット秋ヶ瀬】では本来のゴールラインが裏ストレート並行している為
ゴールラインを本来のゴールラインに設定すると計測がしづらい場合があります
それを解消する為に最終コーナーの立ち上がりに設定するライダーも居ます
②天候の悪い日などで衛星の受信感度が悪いと計測できない場合がある
受信している衛星の数を本体かアプリで確認してあげる必要があります
雲が厚い時や、近隣に強い電波を送受信しているコースでは計測に影響がある場合があります
【絶対重要】GPS方式には装置によって精度の違いがある!
専用品の最低限必要な条件は【10Hz】以上
スマホで多いのが5Hz
専用品で多いのが10Hzでやっと誤差がコンマ1以下と言われている
同じ10Hzでも計測器の処理方式や速度にもよるので性能差はあります
最近では18Hzの装置も1万円台でも購入が可能で現在使用者多いです
18Hzになるとマグネットや赤外線式とほぼ誤差が無いと言われています
これから購入する方は是非とも高レートの購入をお勧めします!
何コマ計測しているか?というのがこの数字なんですが・・・
すごろくで言うとサーキットを何コマに分割しているのか?という事です
簡単に言うとこの数字が小さいと1つのコマが大きくなりゴールラインが手前で反応してしまう可能性があります
GPS式の誤差の大半は良いタイムを表示する事が多いです
如何でしたしょうか?
方式によって特徴や最近人気のGPS式の選び方も理解出来ましたか?
それでは良いタイムが出る事を応援しますね♪