レース活動の公平性って本当に難しいというコラム
トップでも後方でもない万年セカンドライダーの戯言コラムです
競技であるバイクレースのバランスを取る事は難しい
軽いライダー 重いライダー
運動神経の優れるライダー 運動神経の鈍いライダー
などなど
①ライダーの体格差や技量の差
ライダー自身にバランスを取るのは難しく・・・
一般的には車両レギュレーションでバイク本体に規制が設けられています
車両側のレギュレーションで許される範囲で変更する部分によっては
部品による値段の差も生まれて買える買えない
②ライダーの生活水準の差が生じる場合があります
規則を作る場合には反対の要素も生まれる事を考える必要がある
イコールコンディションのレースで絶対不可欠に思えるパーツが存在した場合
①全員が購入した場合には効果が一律になり、車両製作費用のコスト高になるという意見
しかし反対の考え方も起こり得る
②せっかく素晴らしい商品が出来たのに技術の進歩を妨げてしまうという意見
①の場合ではお金が無いライダーは参加しづらくなる意見
②の場合は速さという格好良さのステイタスを下げてしまう意見
4st50スクーターの場合であると手軽さと、意外と速く走れるという部分でのバランスが難しくなる
こうなるとこのバランスの着地点を何処で取るのかが問題になります
【参加者同士で意見交換を行う】
現在の参加者の中では納得のレースが可能になる可能性が高い
反面、参加者以外の外部のライダーが同様の意見では無い場合もあり閉鎖的になるケースもある
参加者同士でのサンプルでは小さな輪の中での事柄に過ぎす正解ではない場合もある
要するに何かを決める時にはメリットもあり必ず反対のデメリットが生まれます
レギュレーションには損を切る【損切り】の考え方も必要になってくる
多数決は公平なのかもしれないが、新規参入も考えれば中立という考えも必要
数人のライダーの意見をどうにか取り入れた場合
大げさになるかもしれないが仮にそれが5人居たとしても30人の参入を失う事もある
この5人にどう納得してもらい30人を得るのか?
冷たい話になるが5人を失っても30人を得る方が良いという意見もある
それが損切り的な考え方になるのであろうと思う
見込みという未知数に対しての多数決と考えれば分かり易いかと思います
参加人数を増やす場合にはどうしても必要な考え方になるとは思います
出来るだけサーキット(主催者)で決めて貰った方が本来は良い
参加者の一部でレギュレーションを作ってしまうと
規則を作れるライダーと作れないライダーが生じてしまい不公平になる
出来れば主催者と参加者は別の立ち位置である必要性はあります
レースも細分化した昨今ではどうしても参加者側が協力しなければ成立しづらい部分も多いですが
その場合はどれだけ多くの参加者の意見を議題に挙げられるかが必要になってきます
色々な希望や不満はあるけれどもグリッドに並んだら容認している事は忘れないで欲しい
レギュレーションを読んで理解をしてエントリーをすることは当然の事です
そしてコースインをしてグリッドに付いた時点で参加するレースの規則は容認した事になります
個々が打破すればレギュレーションはシンプルになり万人向けにもなる
誰かのせいにしないで頑張る事もレースです
家庭があれば使えるお金も限られますがそれでも活動が出来る事に感謝しましょう
本業とは別にアルバイトするライダーも多数居ます!
月のお小遣いが3万円で日本一になったライダーも居るんですよ
走る事が遅くても練習して速くなることを楽しむのがレースです
常に小さな目標を立てて1つづつ掴みに行き積み重ねる事で達成感を得られます
焦らずに計画的に出来る事から始めましょう♪成長速度は様々です
そんな感じでレースレギュレーションは作られるというお話でした!