4stジョグ&ビーノのフロントフォークを手軽にZR風にする方法

 4stジョグ&ビーノのフロントフォークをZRと同等性能にする手軽な加工です 

ダンパーはZRでブレーキはドラムブレーキという仕様になります

このクラスのトップライダーでもドラムブレーキのライダーも多いです

 

ジョグDXはシートパイプがドラムブレーキと同じでバネがZRです

ですのでこのページのシートパイプ加工を施す事で走りがZR同等になります

ドラムブレーキモデルはバネとシートパイプの両方がZRとは別物です

両方を買うのはまぁまぁな出費ですし・・・

 

という事で僅か100円レベルでZRと同等にしちゃう美味い話です♪

 

 では作業してみましょう! 

いきなりフォーク単体でスミマセン

ジョグの場合はステムから外す時にトップのキャップを外しますが・・・

いったんオイルをある程度抜いてバネも含めてキャップを付けます(手で半分くらいで良いです)

こんな感じでバラします

途中まで緩んだらモンキーを使わずにサスを沈める感じにすると中で空回りせずにボルトが緩みます

組み立てる時も最後は同様にサスを沈めながら締めると良いですよ!

写真では上手く映りませんでしたが銅のパッキンが入ってますので無くさない様に!

そうすると黒いアウターと分離してトップのキャップを外せば完全分解となります

せっかくなので綺麗に掃除しておくと良いですよ~♪

今回の主役のパーツがこれです!シートパイプという部品です

この穴にオイルが通過することでダンパー効果が生まれます

穴の大きさで伸びたり縮んだりの早さが変わります

オイルの硬さでも同じ効果が生まれますがオイルで行うと伸びも縮みも両方が変化します

シートパイプの加工ですと片方だけの動きを調整可能になります

ZRとの違いはこの穴があるか無いかの違いです

この穴は伸び側の穴です

ZRの方がドラムブレーキのフォークより戻るのが遅いという事ですね!

という事でこれを一般的には溶接で埋めるのですが・・・

今回は誰でも手軽に出来る方法です

俺達の100円均一チューニングです♪

擦り込むように詰め込みます

後ろから出ちゃう位押し込んでください

そして後ろに飛び出た部分を何かの棒で潰して中で拡げておくと強度も増します

1時間ほど乾燥させた後に500番程度の細かい紙やすりなどで綺麗にはみ出た部分を落とせば完成です♪

某レース屋さんなんかもこのパテでの加工をしてる実績のある方法です

ドラムブレーキモデルはバネも柔らかいのでこの様にボルトなどでイニシャルを掛けると楽です

だいたい5~10mmの間でセッティングしてみてください

イニシャルを掛けるとトップキャップを締めるのが結構な苦行ですが頑張ってください(笑)

ですので作業し易い様に写真みたいにインナーカウルはカットしておいた方が後々作業がが楽ですよ~

 

 レースレギュレーションを確認の上で作業してみてください! 

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